手刺繍は、言葉にならないものを織りなすこと。 一針ごとに、過去や記憶、自分自身の感情と対話しながら、見えない思いを形にしていく。 自作のアクリル絵を、刺繍絵にしています。 このアクリル絵は、刺繍作品の源泉(元絵) であり、 非売品 です。 一人では生きられない、という摂理を、静かに縫いとめたい。 作品を通して伝えたいのは、存在そのもの。 光も影も、この世界の呼吸の一部として。 誰に頼まれたわけでもないものを、作らずにはいられないサガ。